タイガーテンプルツアー

トラと寄り添って	トラ以外にもたくさんの動物が	トラたちと今日も祈る・・・	白い岩壁に囲まれて

タイガーテンプルとは・・・・カンチャナブリー駅から約30キロ地点にある17匹のトラと9人の僧侶がつつましく共存する世界。
10匹はタイガーテンプルで生まれ、7匹は密猟者からひきとり一緒に生活しています。僧侶たちは見よう見まねで、トラと共存していく方法を考え、トラと一緒に祈り、トラ達を自分の子供のように、大切に慈しんでいます。

入場チケットは一人300バーツ。高額なのには理由があり、トラのえさ代金、そこで活動するたくさんのボランティアスタッフたちの食事代はもとより、トラ達を自由に解放させ、狩を学ばせ、自然へと帰すためのプロダクト、タイガー村建設のために使われます。
現在ここにいるトラたちは、あまりに人間と近い存在となり、もう野生には帰れない。僧侶やスタッフたちはそれを取り返しのつかない過失であると考えているふしがあります。

トラのいる場所は、園内に入って白ちゃけた道を歩くこと20分、高さ40メートルくらいの白い岩壁に3方を囲まれた大きな箱庭状の大地。オレンジ色の袈裟をまとった僧侶、そして点在する大きな岩にゆったりとねそべっている、周囲をゆっくりと歩いている、岩壁で伸びをしている、のはまぎれもない、大きな大きなトラ、トラ、トラです。トラは鎖でつながれていません。トラと私達の間にあるものは何もないのです。強いて言えば僧侶とトラたちとの信頼感。ここではトラの姿をめでるだけでなく、近づき、その体に触れ、一緒に写真をとることも可能です。